【この記事を書いた人】
香月住仁(こうづき すみと)
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↑写真は、香月の息子です♪↑

新潟県生まれ栃木県暮らし。
30代後半。2児のパパ。某国立大学の大学院修士課程修了後、地方銀行に勤務。
その後、目まぐるしい成長を見せるネット事業に魅せられ、広告代理店へ転職。
銀行員時代に培った金融の知識を生かした金融情報の記事の作成はもちろん、自身の身体が弱いこともあり、健康に興味があることから食生活など健康系のコンテンツの作成が得意。
情報の専門性、正確性にこだわっており、現在は、食生活アドバイザー2級の取得を目指し、勉強中。
現在はフリーで、どこにも属していないからこそ言えることもあるので、一般の読者目線に立った有益な情報を発信していきたいと思っています。

学校では教えてくれない食品偽装と詐欺の手口一覧

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知っておくと健康になれる食べ物のトリビア

食品偽装といえば、ニュースでもたまに取り上げられていますよね。
今回は、食品偽装と詐欺の手口一覧を紹介します。

騙されて、悪質な企業に儲けさせ、その上、ぼくたちが健康を損なうなんて、超バカらしいですよね。
だから、今日は、食品偽装をするときの詐欺の手口の種類だけでも覚えて帰ってください(笑)

いきなりになりますが、
ぼくたちが今食べている食品って本当に安全なんでしょうか。
無農薬の野菜だから買ってみたけれど、このトマトって本当に無農薬なのかしら?
国産だから買ってみたけれど、実は外国産なんじゃ……
添加物が入ってないというから食べたのに、なんか、身体の調子が悪いんだけど……。

こんな疑いを持ちながら、市販で売っている食べ物を買っている人もいるのではないでしょうか。

実は、この疑惑は、間違いではないんです。
食を巡る健康の問題は、年々、深刻になっています、

今も昔も、食品偽装や詐欺はありましたが、最近は、地球の汚染が進み、口にする食べ物の質も悪くなってきたせいか、食べ物で具合が悪くなる人やアレルギーを起こしたりする人も増えており、食品の偽装問題も、より身近な問題となってきました。

だからこそ、一消費者として、自分達が口にする食べ物をしっかり選ぶことが必要となります。

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食品偽装と詐欺の手口一覧

まず、食品偽装と一口で言っても、その種類はいっぱいあるので、どんな詐欺手口があるのか、一覧でまとめてみました。

・生産国・産地・品種を偽る
・使用期限や賞味期限を偽る
・動物解体時の副産物を食品流通に戻す
・生産方法を偽る

それでは、それぞれ、詳しく解説していきましょうか。

生産国・産地を偽る

産地と生産国を偽るのは、食品偽装の基本中の基本です。
たとえば、アメリカ産のお肉や中国産の野菜を国内産だと偽る手口や、国内産のものでも、たとえば、福島県産のものを鹿児島県産と偽るような手口があります。

前者の場合は、アメリカ産や中国産は、お肉の値段が日本のものより安いものが多く、値段が高い日本産と偽って販売すれば、その分、高く売れるわけです。

後者の場合は、何らかの理由で汚染された地域の食品は、消費者が避けるため、売れ行きも悪くなりますよね。
だから、生産者も、その地域の食品ではないよ、と、産地を偽装するわけです。
最近は、国産とだけしか書いてない野菜や肉がスーパーにたくさん並ぶようになりました。
きっと、その方が売れるからでしょう。

余談ですが、スーパーの惣菜コーナーのお肉や野菜炒めや餃子などは、そのスーパーの売れ残りを素材にしているって知ってましたか?
つまるところ、いくら、生鮮食品コーナーに売っているものの産地を注意していても、結局、惣菜コーナーのものを買って食べていたら同じだということですね。

品種についても、安い銘柄のない牛肉を松阪牛として売ることができれば、めちゃくちゃ利益が出ますよね。

使用期限や賞味期限を偽る

使用期限や賞味期限を偽って販売するのも、詐欺の手口としては、かなり一般的です。
賞味期限が過ぎた食品を、新たに日付を変えて包装し直してお店に並べて販売します。

スーパーの惣菜なんかは、賞味期限がギリギリのものやちょっと過ぎたものを細かく刻んでバラバラにして、たくさんの同じような残り物のなかに混ぜてしまえば、もう、バレずに売れちゃう。
ぼくの知り合いのスーパーで働いているコから聞きました。
経済ってこんな風にして回っているんですね。

ぼくは、スーパーの惣菜を買って食べることがよくありますが、あまりエネルギーが出る感じがしません。これは、添加物がたっぷりというだけでなく、食品の鮮度も関係しているのかもしれませんね。

動物解体時の副産物を食品流通に戻す

動物解体時の副産物を食品流通に戻す、というのはどういうことでしょうか。
それは、分かりやすく言えば、お肉の場合、ロースとかモモとか、胸とか、いろいろ部位に名前がついていますが、それとはまた違う、本来、売られない部位を、別に毒じゃないし、肉には違わないから、という理屈でミンチにして、ソーセージやミートボールやハンバーグのパテとして使ってしまうようなことを言います。

他にも、人に食べさせることはしなくてもドッグフードやキャットフードにして、動物用の食品として売るようなこともあります。

生産方法を偽る

生産方法を偽るのも、とても悪質な詐欺だと思います。
平飼いの鶏ではないのに、平飼いとして売ったり、農薬使って栽培したのにオーガニックと言ったり、養殖なのに天然のサケと偽ったり。

こんな風にして、日々、だれかが食品偽装をして、あぶく銭を手に入れて、その代償を知らず知らずのうちに消費者が支払っています。

生産者には誠実な人もいる!

いかがでしたでしょうか。

食品偽装と詐欺の手口一覧をここまでで紹介してきましたが、もちろん、こんな食品偽装をするクズみたい業者ばかりではありません。
生産者のなかには、きちんと味が良く、栄養価が高く、本当の一級品を苦労してつくっている人もいます。
悲しいことに、その数は、本当に少ないですが……。

ぼくは、そんな誠実な生産者だけを応援していきたいし、そんな人たちがつくっている食べ物を自分の子供には食べさせてあげたいです。

なんだか、最近は、この世界は、もう取り返しがつかない寸前のところまで来てしまっている気がします。
子供に、明るい未来を残してあげるためにどうすればいいのかを真剣に考えています。

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