【この記事を書いた人】
香月住仁(こうづき すみと)
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↑写真は、香月の息子です♪↑

新潟県生まれ栃木県暮らし。
30代後半。2児のパパ。某国立大学の大学院修士課程修了後、地方銀行に勤務。
その後、目まぐるしい成長を見せるネット事業に魅せられ、広告代理店へ転職。
銀行員時代に培った金融の知識を生かした金融情報の記事の作成はもちろん、自身の身体が弱いこともあり、健康に興味があることから食生活など健康系のコンテンツの作成が得意。
情報の専門性、正確性にこだわっており、現在は、食生活アドバイザー2級の取得を目指し、勉強中。
現在はフリーで、どこにも属していないからこそ言えることもあるので、一般の読者目線に立った有益な情報を発信していきたいと思っています。

糖質制限や断糖で体調が悪くなる人の特徴

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糖質制限

最近、糖質制限をダイエットのためにやる人や健康のためにやる人が増えています。

確かに糖質の摂取量を控える糖質制限をすれば、痩せることができますし、糖尿病の改善に效果があります。
また、糖質制限だと、タンパク質の摂取量が増えるために、鬱やパニックを抱える人にも効果があるようです。

しかし、過度な糖質制限や断糖で、体調が悪くなる人がいることも事実。
ぼく自身も、健康のために糖質制限をしており、かなり徹底的にやったため体調を崩してしまったことがあります。

この記事では、糖質制限で体調を崩してしまう人たちの特徴についてまとめてみました。

糖質を制限した食事を現在している人で、体調を崩してしまい、もしかしたら自分には合っていない食事方法なんじゃないかな……と不安になっている人は、ぜひ、参考にしてみて欲しいです。

参考文献は以下となります。

 

この『歯医者が難病になってわかったこと』は、一見すると、糖質制限に関する本だと分かりにくいのですが、糖質制限食や先住民食について書かれた、かなり質の高い本だと個人的には思っています。

なぜなら、この本は、著者である長尾周格さんが実際に糖質制限的な先住民食を通して難病を治していく過程も描かれており、糖質制限食の效果について非常に説得力があるからです

また、虫歯や歯周病など歯のことで悩んでいる人にとっても、歯に関係する病気の予防に役立つ書籍です。 [btn class=”rich_yellow”]Amazon:歯医者が難病になってわかったことの詳細はコチラ[/btn] [btn class=”rich_pink”]楽天市場:歯医者が難病になってわかったことの詳細はコチラ[/btn]

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そもそも糖質制限食とは?

牛肉を網で焼いている
糖質制限では焼き肉が食べ放題!!

まず、そもそも糖質制限食とは何なのか、というところをおさらいしていきます。
糖質制限食は、エネルギー源となる3大栄養素である糖質、タンパク質、脂質のうち、糖質の摂取量を減らす、制限していくという食事方法です。

なぜ、糖質制限食によって糖質を減らすのかというと、それは血糖値やインスリンの分泌の動きをコントロールするためにあります。
インスリンは、大量に分泌されると肥満や糖尿病の原因となるため、このインスリンの分泌を制御できれば、それは肥満や糖尿病の発症を防ぐことに繋がるのです。

また、糖質制限食を続けると、自然と炭水化物の摂取量が少なくなります。
つまり、それは、肥満に悩んでいた人にとってはダイエットの效果があるということです。
近年では、糖質制限によるダイエットもかなり注目されています。

 

糖質制限で体調が悪くなる人の特徴

糖質制限で
体調が悪くなるのは
こんな人たち!

糖質制限食を続けていると、体調が悪くなる人もいるかと思います。 たとえば、お肉を食べるとお腹が痛くなる、という人です。 糖質制限では、自然とお肉を食べる量が増えるため、食生活の変化によって体の不調が出てくる人もいます。
ぼくも、糖質制限をしていたら、身体の凝りがひどいのと、動くのが億劫になっていきました。
それと、イライラして夜眠れなくなったり、やたらとソワソワしだしたのを覚えています
糖質制限によって体調が悪くなる、という人の特徴としては、主に2つのパターンが考えられます。

糖質制限で体調が悪くなる人の特徴


1、糖代謝から脂質代謝へスムーズに切り替わらない
2、胃の消化機能が低下しておりタンパク質の消化・吸収がうまくいかない

↑の二つのケースは、いずれも低タンパク質食を長い期間にわたって続けていた人に多くみられるものです。
ぼくは、完全にこのケースだったかと思います。
糖質制限的な食事は、炭水化物主体の食事よりも食費がかかります。
そのため、ぼくの場合は、お金の節約のために低タンパク食を長い間続けていました。
でも、それは、健康に悪い影響を及ぼすことがあります。

低タンパク食の人が糖質制限で体調が悪くなる理由

では、なぜ、低タンパク食を長い期間にわたって続けている人が、糖質制限食に切り替えたときに体調が悪くなってしまうのでしょうか。

これについては、動物が食事からエネルギーを取り出して活動している、ということを踏まえた上で考えてみると簡単に理解できます。

まず、エネルギーの元となる栄養素は、糖質と脂質です。
健康な人の場合は、ふつうはエネルギーの3分の1を糖代謝、3分の2を脂質代謝から得ていると言われています。

糖代謝で得られるエネルギーは、とても効率が良いので、ここぞというときに活動する場合に使われます。
また、脳や目の網膜や赤血球などは、主に糖代謝からエネルギーを調達しています。

その一方、脂質は、糖よりもたくさんのエネルギーを作ることができるため、身体全体の筋組織や臓器などの主なエネルギーの源となっています。

糖は、エネルギーの産生効率は良いですが、害となる側面もあります。
糖は反応性が高く、血液中の血糖値が高いと血管の細胞や神経を糖化して壊してしまいます。
糖は猛毒となる性質もあるので、生物は血球のブドウ糖の供給量をコントロールしています。

少し前置きが長くなりましたが、低タンパク食が長期間続き、糖質過多の食生活に慣れてしまうと、体がブドウ糖の供給量をきちんとコントロールできなくなります。
また、エネルギー産生が糖質優勢となり、脂質をうまくエネルギーとして使うことができなくなります。
糖代謝優勢の人が、急に糖質制限的な食生活に切り替えると、まだ、体が脂質を上手に使える状態ではないため、エネルギー不足に陥ってしまうのです。

糖代謝優勢の人でも続けられる糖質制限食は?

糖質依存の人の場合、急に糖質を完全にカットしてしまうと体調が悪くなり、精神的にもキツくなります。

このようなときに誤解しない方が良いのは、自分が糖質制限食に上手く切り替えができないのは根性がないから、とか、意志が弱いから、ということではないということです。

糖質制限食への切り替えが上手くいかないのは根性や意志の問題ではありません。

自分の体が糖代謝優勢なのに無理に糖質を断ってしまうと、エネルギー不足に陥って、事故が起こる危険があります。

いきなり糖質を完全にカットした食生活をするのではなく、1ヶ月くらいのスパンで徐々にご飯やパンを減らしていきましょう。
間食にナッツ類を食べるのもアリです。
アーモンドやカシューナッツ、マカダミアナッツやピスタチオなどのナッツ類は脂質が多く含まれ、適度に糖質も含まれているので、糖代謝優勢の人を助けてくれるでしょう。

ナッツは栄養価が高いので糖質制限の心強い味方となってくれます。
安価に入手できる無添加ナッツの紹介するので参考にしてみてください。
ナッツ類はスーパーでも簡単に買えますが、何か分からない植物油や産地不明の食塩など、不要なものが入っているものも多いので、ネットで注文するのがおすすめです。
ネットだと、1キログラム1000円~3000円と割安で手には入るところもグッドですね♪

ミックスナッツ

人気ナッツのアーモンド、カシューナッツ、くるみの3種類をほどよくミックスしているので飽きずに食べられます♪
塩味や植物油など余計なものもついていないので安心です。

まるまる1㎏入っていて2592円なので、かなりリーズナブルだと思います。
糖質制限食のお供に使うのも良いし、添加物などが入っていないので子供のおやつやお酒のツマミとしても使えます。
いろいろな用途で使えるので、家庭に一袋あると便利ですよ♪

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くるみ

生のクルミで、風味が豊かです♪
どっさり 1㎏入っているので、きちんと袋にチャックがついていて密封保存できるようになっているのが便利ですね。
リーズナブルな値段なので、安くたくさん食べたい人に向いている商品かと思います。
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マカダミアナッツ

マカダミアナッツは、くるみやカシューナッツと比較すると若干お値段は高めですが、やはり、味は美味しいです。
一口食べると、その口に広がる濃厚な脂質の味わいに、手が止まらなくなってしまいます。

ホットケーキやクッキーなどのお菓子に使うこともできるので汎用性抜群です。
もちろん、余計な塩や油がついていないので、安心してたくさん食べることができますよ♪
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ピーカンナッツ

ピーカンナッツも、くるみやカシューナッツなどと比較すると若干お値段が高めかもしれません。
ですが、香りがとても豊かで美味しいです。
くるみと味は似ていますが、くるみよりも木の香りがあり、また、甘みがあるのが特徴です。

ピーカンナッツは、ビタミンが豊富で、ぼくの家では欠かすことができない食べ物となっています♪
[btn class=”rich_yellow”]Amazon:ピーカンナッツの詳細はコチラ[/btn] [btn class=”rich_pink”]楽天市場:ピーカンナッツの詳細はコチラ[/btn] いかがでしたか。

低FODMAP食を実践していない人の場合、ミックスナッツを選べば、いろいろと食べられて楽しめると思います。
が、ぼくのように高FODMAPだとお腹の調子が悪くなる人もいるかもしれません。
そのような場合は、くるみ、マカダミアナッツやピーカンナッツを選ぶのが良いでしょう。
低FODMAPの食材ならば絶対に体に合う、というわけではありませんが、比較的、安全に食べられるはずです。

その一方で、カシューナッツやピスタチオのようなナッツは、フルクタンという成分が多く含まれています。
フルクタンは、過敏性脹症候群を引き起こすFODMAPの中でもっとも原因となることが多く、お腹の弱い人は避けた方が無難でしょう。
低FODMAP食の実践者が糖質制限食を行う場合、ナッツもフルクタンが入っていないものを選ぶことをおすすめします。

玄米菜食やマクロビオティック実践者は要注意!

糖質制限食への切り替えが上手くいかない人のなかには、菜食主義や玄米菜食、マクロビオティックの実践者が多くいます。 これは、これらの人が長期に渡って、タンパク質の摂取不足があり、胃酸が少なくなってしまったり、胃の粘膜が畏縮したりしてしまっているからです。 胃の機能が低下している場合、かなり厄介で、このような人はタンパク質を摂取しても上手く消化することができません。 とはいえ、胃の機能を取り戻すためには、たくさんのタンパク質を食べる必要があります。 対策としては、月並みなアドバイスにはなりますが、よく噛んで食べることが重要です。 胃の機能が低下しているのではないか、と心当たりがある人は、一口につき30回以上噛んで、胃が消化しやすいようにしてあげましょう。 胃粘膜の萎縮が深刻な人の場合は、タンパク質が吸収されやすい状態でペプチド化(酵素によって加水分解処理することで低分子化した状態)されたサプリや、タンパク質をアミノ酸の状態で摂るのが有効です。 胃の消化機能を回復するには、長い時間がかかるので、必ず専門家の指導のもとで行うようにしましょう。

まとめ 糖質依存の人は極端な糖質制限をしない

糖質制限をして体調が悪くなった人は、一旦、自分の食生活を見直すことが大切です。 それまで低タンパク食で、糖質過多の食生活をしていたのであれば、糖質をいきなりバッサリカットするのは危険かもしれません。 糖質を徐々に少なくしていき、段階的に慣れていきましょう。 ご飯や麺については、その量を1ヶ月くらいかけてゆっくりと減らしていけば、体調が悪化することなくスムーズに糖質制限食へと切り替えることができるはずです。 ただし、砂糖については、スパッとやめてしまってオーケーです。 砂糖はタバコと同じで、百害あって一利ありません(笑)

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